仏サノフィ・アベンティス社は4月8日、インスリンやその他の膵臓ホルモンの分泌機能を回復する可能性を秘めた糖尿病の再生医療のための新規化合物「Pancreate」に関するグローバルライセンス契約を米バイオ製薬企業CureDM社と締結したと発表した。仏本社の開発担当者は「1型、2型糖尿病における初の再生治療薬となる可能性があり、増加の一途をたどる糖尿病が患者と医療制度にもたらす問題に対処できる可能性がある」としている。
サノフィ社によると、インスリン分泌機能を持つ新しい膵島の成長を促進し、正常な代謝機能と血糖コントロールを回復することが前臨床研究で確認されている。今年後半からフェーズ1試験を開始する予定だが、日本法人の広報担当者は「日本で開発するかは未定」と話している。
【関連記事】
・
新規2型糖尿病治療薬ビクトーザ、4月保険適用は見送り ・
新規2型糖尿病治療薬に併用効能を追加申請―武田薬品 ・
ミカルディス錠、糖尿病性早期腎症の追加適応の申請取り下げ ・
ビタミンDとCa摂取で糖尿病リスク低減も ・
「新しい2型糖尿病治療薬に期待」 ・
官民一体で次世代送電網市場開拓 政府協議会発足(産経新聞)・
首相、政治主導法案成立に意欲(産経新聞)・
火葬せず、ペット以外の骨渡す? =犬死骸投棄、詐欺でも捜査−埼玉県警(時事通信)・
東京スカイツリー 全盲の歌手が「音頭」歌う がんと闘い(毎日新聞)・
福岡県警、今度は巡査部長が児童買春容疑(読売新聞)